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ある日の黄昏時に

2010/01/30 Sat


珍しくプライヴェートなことを…



昨日は友人と大川を見渡すイタリアン・カフェで、黄昏前にワインと美味しい料理を楽しみました。

本当に久し振りのゆったりした時間です。



すこしずつ暮れていく中、ふと気が付くと直ぐ目の前に二本のケムトレイル発見。

更に散布中の飛行機や、散布を終えたらしい飛行機が近くを飛んでいるのを間近に見ました。


ずっと見ていると、どんどん広がっていくケムが綺麗に分断されています。

友人がその部分を指差し「龍が2体いる」と言うものの、特に何も見えず。


すると今度は遠くにある方のケムを指差し「UFO!」と。

( ☉_☉)

それは、はっきりと見えました。



UFOはケムに沿って飛び続け、長い時間その姿が視界にとどまりました。

更に正体不明の真っ黒な飛行機がUFOと逆方向に、ぴったりケム沿いに飛ぶという不思議な状況。


そして近くに視点を移すと一匹の龍が…

UFOや龍が動くところのケムがどんどん消えていくのです。

そういえば何年か前、目撃した記録的なケムの乱舞があったときもUFOが飛んでいました。

(ーー゛)


以前のマシュー君のメッセージ中に、インフルエンザのウィルスやワクチンを宇宙連邦が無力化しているという件がありました。

以前にUFOを目撃した際は未だ半信半疑の状態。

しかし今回は宇宙の友人達が「その事実を伝えなさい」というメッセージかとも感じ公開しました。

人類は決して孤独ではないのです。



基地外日記と思われ不快になった方は申し訳ありません。

<(_ _)>










ワンクリックありがとうございます<(_ _)>










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ある教師と教え子の物語

2010/01/22 Fri




Web上では中々知られたお話です。

いつか掲載させて頂こうと思っていました。



оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・оΟ゜оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・


  新米の先生が5年生の担任として就任した時、
  一人服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいました。

  先生は、中間記録に少年の悪いところばかりを、記入するようになっていました。

  ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。
  「朗らかで、友達好きで、誰にでも親切で、勉強も良くでき、将来が楽しみ」
  とある。

  先生は、これは何かの間違いだ、
  他の生徒の記録に違いない、そう思った。

  2年生になると、
  「母親が病気で、世話をしなければならず、時々遅刻する」
  と書かれていた。

  3年生では、
  「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りをする」
  そして後半の記録には、
  「母親が死亡。希望を失い悲しんでいる」とあり、

  4年生になると、
  「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力をふるう」
  とあった。

  先生の胸に痛みが走った。
  ダメと決め付けていた子が突然、
  深い悲しみを生き抜いている生身の人間として、自分の前に立ち現れてきたのだ。

  先生にとって目を開かされた瞬間であった。

  放課後、先生は少年に声をかけた。
  「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?
  分からないところは教えてあげるから」

  少年は輝くような瞳と笑顔で「はい!」と応えた。

  それから毎日、少年は教室の自分の机で予習・復習を熱心に続けた。
  授業で少年が初めて手を上げた時、先生に大きな喜びが沸き起こった。
  少年は自信を持ち始めたのだ。

  クリスマスイブの午後だった。
  少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。

  後で開けてみると香水の瓶だった。
  亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。

  先生はその香水を身につけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。

  雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、
  気が付くと直ぐに飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。
  「ああ、お母さんの匂い!今日は素敵なクリスマスだ」

  6年生では、先生は少年の担任ではなくなった。

  卒業の時、先生に少年から1枚のカードが届いた。
  「先生は僕のお母さんのようです。
  そして、今まで出会った中で1番素晴らしい先生でした」

  それから6年後、またカードが届いた。
  「明日は高校の卒業式です。
  僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。
  お陰で奨学金をもらって医学部に進学することができました」

  10年を経て、またカードが届いた。

  そこには、先生と出会えた事への感謝と、父親に叩かれた体験があるから、
  患者さんへの痛みが分かる医者になれたと記され、
  こう締めくくられていた。

  「僕は5年生のときの先生を思い出します。
  あのままダメになってしまう僕を救って下さった先生を、神様のように感じました。
  大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、
  5年生の時に担任して下さった先生です」

  そして1年後
  届いたカードは結婚式の招待状だった。
  「母の席に座って下さい」と一行添えられていました。

  新任の先生は当時22歳、学校を卒業したばかり、
  学問の教え方についての意気込みはあったものの、人を育むという
  「本来教諭が身につけていなければならない」
  ものを少年によって再認識させられたそうです。

  少年の過去、生い立ちを知ったことで眼を開かされた先生。

  先生の深い愛情で自分を取り戻した少年。

 <了>










ワンクリックありがとうございます<(_ _)>










『輪廻転生を信じると人生が変わる』~時期が来れば、人は目覚めるように仕組まれています。

2010/01/20 Wed

昨年9月に出版された山川紘矢さんの著書。

紘矢さん主宰の同名コミュにも参加しているのに、読み終えたのは先週のことでした。


自分も、恐らくこの日記を読んでくださる方々も、輪廻転生を疑うことのない「変わり者」ばかりと想像いたします。

わたしは生い立ちのお陰で(?)物心ついて以来、魂の不滅とか生まれ変わりとか露ほども疑ったことがありません。

だからこの本は自分には必要のない本なのだろうと勝手に決め付けていました。


20年以上前にシャーリー・マクレーン『アウト・オン・ア・リム』の翻訳者として紘矢さんのお名前を初めて拝見。

以来、ブライアン・ワイス、パウロ・コレーリョ、ジェームズ・レッドフィールド、アイリーン・キャディ等々…このジャンルにおける翻訳家の先駆けとして素晴らしいお仕事をされています。

今更いうまでもなく、精神世界関連本を読む人には知らぬもののない方ですね。

自分も大変お世話になりました。



元々エリート大蔵官僚だった紘矢さんと、奥様の亜希子さんがどうして翻訳の道に入られたのか長年の疑問でした。

本屋でプロローグを斜め読みしていたらその事情、そして「本当にあったことだけを書きます」とあったので購入したのです。

文体は平易なのでスイスイ、あっという間に読み終えましたが、中身はとても濃く感動しました。

全てがポジティヴで、光に満ちた言葉が散りばめられています。

紘矢さん自身がシャーリーのような波乱に満ちた人生を送ってこられていることにも納得。



内容は盛りだくさんなのですが個人的に腑に落ちたパートの一つは、

「運命があるのなら自由意思はどうなるのだろうか?」でした。


答は「運命100%、自由意思100%」


なるほど、です。



この書はタイトル始め初心者向きでもあるようで、且つ重要な叡智のエッセンスも網羅しています。

自分のような3次元的グラウンディングが必要な人間にも、マトリックスのような仮想世界どっぷりの人にも、万人に推薦したい著書です。


正にアルファにしてオメガ、

極めて個人的なことこそが最も普遍的なことである、というお手本のような著書。


☆☆☆☆☆


『輪廻転生を信じると人生が変わる』



心配しないこと。

信心深くなること。

信頼すること。

死んだって大丈夫だ。


(=^▽^=)











ワンクリックありがとうございます<(_ _)>










Dancing The Dream より3

2010/01/18 Mon

WINGS Without ME / ぼくにない翼


八月、ぼくは空を見上げていた。

片手を額にかざすと、一羽のハヤブサが熱風の渦巻く大空へ舞いあがるのが見えた。
高く高く、ハヤブサは弧を描きながら舞いあがり、やがて鋭い泣き声を残して空の彼方へ消えてしまった。

ぼくはふいに、とり残されたような空しさを感じた。

「おまえはどうして、ぼくを置き去りにして飛んでゆくの?」
とぼくは低くうめいた。するとぼくの魂が答えた。

「ハヤブサの生きかただけがすべてじゃない。おまえはの心は、どんな鳥にも負けないくらい自由だ」と。

目を閉じると、ぼくの魂は肉体を離れ、ハヤブサと同じくらい空高く弧を描いて舞いあがった。

やがて魂はハヤブサを越え、気がつくとぼくは地球を見下ろしていた。けれど、やはり何かが違う。
この冷たさは、この寂しさはいったい何だ?

ぼくを置き去りにして、おまえは飛んでいった」とぼくの心が言う。


「愛のない自由なんて、いったい何の意味がある?」。

ぼくはすぐさま、病気で寝ている子供のベットに駆け寄り、子守唄を歌ってあげた。
子供は微笑みながら眠りに落ち、するとぼくの心は肉体を離れ、ぼくの魂と一体となって地球の上を回りはじめた。
ぼくは自由で愛に満ちあふれていたが、それでもやはり何かが違っていた。

「ぼくを置き去りにして、おまえは飛んでいった」とぼくの肉体が言う。

「おまえはただ、空想で飛んでいるだけさ」。

そこでぼくは、それまで見向きもしなかった本をかたっぱしから調べ、ほんとうに空を飛んだ聖人の話を読んだ。

インドで、ペルシャで、中国で、スペインで(それになんとロサンゼルスでも!)、魂の力が心だけでなく肉体の細胞ひと

つひとつにまで届いた例が見つかった。

「あたかも巨大なワシに持ちあげられたかのように、無我の感覚によってわたしの体は宙に浮かびあがった」と、聖テレ

ジアは語っている。


ぼくはこの驚くべき神業を信じるようになり、ようやく深い孤独感から開放された。

ぼくはハヤブサになり、子供になり、聖人になった。
ぼくの目には彼らの生命がひどく神聖なものに映り、真実が見えてきた。

すべての生命が聖なるものに見えたとき、人は誰でも翼を持つのだ、と。










ワンクリックありがとうございます<(_ _)>













Dancing The Dream より2

2010/01/12 Tue

昨日、本が届きました。

Dancing The Dream ~素晴らしい本です。



マイケル・ジャクソンを聖ミカエルに見立てる人。

聖ジャーメインと同一視する人。

様々なチャネリング情報もありますが、MJがキリスト意識に達していたということが決して大袈裟に感じられないほど、彼の自筆による詩作、散文は深いものがあります。

ミクシィのコミュニティなど見ても、彼からのメッセージにより覚醒に向かう人たちが多数見受けられます。

この時代「聖者」は必ずしも白い髭を生やし白い衣を着て、我々の前に現れる訳ではないということも大きな教訓に感じます…


・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆


Magical child - Part 1 - / マジカル・チャイルド


昔 自由で賢い子供がいた
心の奥に笑いを感じ
自然の歓喜と喜びを感じとっていた
明日の自分を思いわずらうこともなく
美しさと愛 ただそれだけを見て生きていた

ぼくには神の力があるのだと 少年は信じていた
人々はそんな彼をあざ笑った
光り輝くその子の無垢な力 哀れみ深い魂を
牧師たちは畏れ
わけのわからない神秘な力を
その子の手から必死でもぎ取ろうとした

少年の純粋な信念を 無限の喜びを
大人たちは必死で打ち壊そうとした
無上の喜びは少年の体をかたくおおい
悪意の言葉も 非難の刃も 彼を傷つけることはできなかった

少年は神の寵愛を一身に受け
時や空間にしばられることなく自由だった
極彩色の夢のなかで 彼は遊び 戯れる
永遠の世界で 自分に与えられた役を演じながら

占い師たちがやってきて運勢を告げた
ある者は熱っぽく またある者は力強く
目ざわりなこの少年を非難した
他の誰とも似ていない
こいつは ほんとうに人間なのか?
することなすこと 奇妙なことだらけの
こいつは はたして正気なのか?
この子の運命はどうだ? どんな未来を背負っている?

大人たちの囁きと非難のなか
はてしない嘘に疲れはてた少年は
不思議な力を抑えて 自分を殺し
勇気を焼きすて 恐怖にかられたが
純粋で誠実な心は けっして忘れなかった

彼の望みはただひとつ 高い山にのぼり
雲を塗り 空を彩り
はるか地平線の彼方へ飛んでゆくことだった
死の訪れない永遠の世界へ

止めないで 彼は人類の父だから
邪魔をしないで それが彼の役目なのだから
彼はぼく そしてきみ
きみはただ そのことを忘れているだけさ

きみの心のなかには 予言者が住んでいる
その予言者は思考のあいまに
純粋ですばらしく澄んだ音色を聞くことができる
とても大切で とても貴い生命のしらべを

もしもきみが ほんの一瞬でも
この創造のきらめきと すばらしい幸福を感じるなら
踊ろう ぼくと一緒に
あかあかと火を灯し 見届けよう
この地球上のすべての子供たちが
彼らの魔法を使い 新しい命を生み出すのを
苦しみのない 自由な世界に
喜びあふれる 正しい世界に









ワンクリックありがとうございます<(_ _)>











テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

Dancing The Dream

2010/01/10 Sun

昨年2回、劇場で観たマイケル・ジャクソン『This Is IT』

以後、報道されてきた彼に関する情報の殆ど全てが意図的なでっち上げや捏造であることがハッキリと分かってきました。

元々ファンというわけではありませんでしたが、映画を観て初めて、彼が一般に伝えられてきたような奇人でも整形マニアでもなかったということを理解し始めました。

彼は比類なきレベルの高潔かつ、愛に溢れた魂でした。

アーティストとしても超一流で世界中の幅広い層に支持されていたマイケル。

そんな彼が発する政治的なメッセージを快く思わなかった勢力が間断なく彼を痛め続けました。

今は彼の残した偉大なメッセージと足跡を辿り、彼の遺志を実現するひとりとなるつもりです。




.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★



Michael Jackson 詩集『dancing the dream』より

ARE YOU listening?(聞いているのかい?)


ぼくは誰?
きみは誰?
ぼくらはどこから来たのか?
どこへ行こうとしているのか?
それはどういう意味なのか?
きみには答えられるかい?

不滅が僕のゲームさ
ぼくは無常の喜びから生まれ
今なお無上の喜びのなかにあり
無上の喜びへと 帰ってゆく
まだわからないなんて
恥ずかしいことだよ
聞いているのかい?

ぼくのこの体は
絶え間なく変化するエネルギーだ
時の流れのなかで
幾千年がすぎ いくつもの時代がうつろい
ぼくは隠れんぼをしながら
まばたきするまに
現れては また消えてゆく

ぼくは分子
ぼくは波
光の速さでぐるぐる回る
ぼくは動揺
人々を先導する
ぼくは王子
ぼくは悪党
ぼくは行動
すなわち行為
ぼくは星雲
天の川のなかの 宇宙空間
ぼくは熱狂

ぼくは思考する人 思考すること その思考
ぼくは探索者 探索すること その探索
ぼくは雨の滴 日の光 嵐
ぼくは現象 場所 形
ぼくは砂漠 海 空
ぼくは大昔の人
きみとぼくのなかの

ぼくは 何ものにも縛られない純粋な意識
真実 存在 そして喜び
無限の言葉のなかで
ぼくはまたたくまに現れ そして消えてゆく
隠れんぼをしながら
けれど 不滅がぼくのゲームだ 

幾千年もの時が流れ
心の深い奥底で
ぼくは思い出す
いつも同じことを
ぼくは喜びから生まれ
今もなお 喜びのなかにいる

ぼくと一緒に踊ろう
さぁ早く
自分を忘れてしまったら
このゲームの遊びかたは
きみには絶対にわからない
永遠という大海原のなか

苦しみながら願うことをやめ
思い切り楽しもう
考えてはいけない ためらってはいけない
自分自身に戻って
創造するだけ・・・創造するだけさ

永遠がぼくのゲームだ
ぼくは喜びから生まれ
今なお 喜びのなかにいて
喜びへと帰ってゆく
まだわからないなんて
恥ずかしいことだよ
聞いているのかい?










ワンクリックありがとうございます<(_ _)>










「ぼくのリュック」

2010/01/06 Wed

皆様、あけましておめでとうございます


全く季節外れで申し訳ありませんが、昨年のクリスマスに友人より素敵な作品をいただきました。

記事をアップする時間がなくタイミングが遅れてしまいましたが、あと12ヶ月も待てないので今頃の紹介となりました。


作者である彼は長年、重度の障害で通常の社会生活を営むのに困難な状況にあります…


оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・оΟ゜оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・



作品「ぼくのリュック」



ぼくが背負っているリュックは尋常でなく大きくて重い。

何が入ってるのか、本人ですら知らない。

話は20年も前に遡る。

全力疾走で中学受験を目指していた12歳のクリスマスのとき、ケーキを買って家に帰る途中、おじいさんが道で倒れていた。
手を貸して起き上がるのを助けてあげると、「クリスマスプレゼントは何が欲しいか言ってごらん」と訊かれたので、ファミコンの新しいソフト!と答えそうになったが、「全てを知りたい!」と言ってしまった。

「よしよし、いいともいいとも」
おじいさんはそう言って、紙袋から一個のリュックを取り出して、ぼくに差し出した。
「メリークリスマス!!このリュックは非常に長い間、体からはずすことが出来ないし、中身を覗くことも出来ないが、いずれきみの願いは必ずや叶えられるだろう。」

ぼくはリュックを背負って日が経つにつれ、次第にリュックの重みが増していっていることに気づいた。

重さがつらく何度もリュックを脱ごうとしたが、体の皮膚に直接くっついてるらしく、はずすことは全く出来なかった。

母は「そんなもの早くはずしなさい」と怒ったが、ぼくにはどうすることも出来なかった。

そして、母はぼくを病院へ連れて行ったが、医師は一通り話を訊いた後、たくさんの薬をくれるだけだった。

薬を飲むと少しだけリュックは軽くなったが、やはり脱ぐことは出来ず、むしろ副作用でさらに重たくなるのだった。

そして、中学受験の日。
試験監督の先生に「リュックは机の横に置くように」と注意され、体にくっついてるから取れないのですと答えたが、先生はいぶかしげにぼくを見るのだった。

案の定というか、不合格通知が届いた。
しかし、ぼくは少し安心した。
こんなにも重たいリュックを背負って、毎日毎日電車に乗って通学などしたくはない。

結局、地元の中学に通うことになったが、リュックがさらに重たくなったため、ろくに登校が出来なくなった。
リュックを背負ったままベッドに横になり、愛犬をよしよし撫でながら、イージーリスニングの音楽に思いを馳せた。

不便で不快な日々は、夜明けが永遠に来ない闇のように続いた。
電車では皆が邪魔そうにし、銭湯では入場を断られ、アルバイトの面接はほとんど落ちた。
毎年、リュックは重たくなり、もはやトイレに行くため布団から起き上がるのも苦痛となっていた。

そして、現在。
浴室に行こうと立ち上がったところ、リュックの中身があまりに重すぎたのか、ついにリュックの底が抜け、ドサドサドサとたくさんの物が床に落ちた。
とても身軽になったことに、驚きさえ感じた。

いろんなものが床にこぼれている。
宝石、ゴールドの延べ棒、真珠の首飾り、CD、着物、本、人形、タオル、DVDプレーヤー、おもちゃ、、

そうか!ぼくは以前、全てを知りたいと言ったために、体の苦しみも知り、差別される苦しみも、財宝までも知ることになったのではないだろうか。

たくさんの物品を触ったり眺めていると、なんだか気持ちが満たされたのか、これらを人々にプレゼントしにいきたいと思うようになった。
底の抜けたリュックの中をよく見ると、住所と名前と渡す品が書かれた一覧の紙が入っている。
そして、サンタクロースの衣装も入っているではないか。

ぼくは今夜、見知らぬ人々の家に向かう。
底の抜けたリュックを逆さまにして、たくさんのプレゼントを再び詰め込むと、玄関を出た。

家の外には大きなソリが膝ぐらいの高さで空中に静止し、何頭ものトナカイが嬉しそうにぼくを見て、出発の号令がかかるのをいまかいまかと待ち望んでいた。













ワンクリックありがとうございます<(_ _)>










プロフィール

さんかるぱ

Author:さんかるぱ
アメリカ在住13年。後、大阪に居を構え広い意味での「癒し」に関わる。

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