『天上のシンフォニー』という「スピリチュアル・アドベンチャー・ノベル」を、やっと読了しました。

著者の広範囲にわたる博識と、「絵が見える」巧みな描写力に導入部から何度も鳥肌が立ちました。
既成宗教やニューエイジに対する考え方、世界を覆う光と闇の実相を深い視点で捉えています。


後半はハリウッド(角川?)映画のような活劇になって、好みが分かれるところでしょう。
また「真の」闇の勢力に正面から切り込むことはしていません。
これはフィクションとして、作者が意図的な抑制をしたのだと推察します。

この本が対象とするのは現在、地球が迎えようとする大異変に懐疑的な人や、包括的な青写真にまだ出会っていない人かもしれません。
「神」が用意した壮大なプランに目覚め、その上でどう向き合っていくのか―我々に残された時間は決して多くありません。

いずれにせよ、多くの人にお勧めしたい一冊です。


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その時を境に、人類は新たなサイクルに入るのだ。他の天体に転生する魂もいれば、地球に残る魂もいる。一気に五次元へアセンションを果たす魂、四次元へアセンションを果たす魂、再び三次元でやり直す魂、そして消滅する魂がでてくる。

新しいサイクルにおける、それぞれの魂の運命がどうなるかは、今までの長い転生の中で作り上げられてきたカルマの総決算によって、決められる。

今回行うことは、ひとつの人生の総決算だけではない。今までの多くの転生すべての総決算なのだ。それによって、次に、どの天体、次元に転生するかが決まる。

あなたがたが転生する世界はたくさんある。天国に限りなく近い所もあれば、地獄に限りなく近い所もある。すべては二者択一ではない。自分の波動にふさわしい所に行く。

あなたが言っている多くの人というのは、こういう人ではないだろうか。人殺しも盗みも詐欺も働いたことがない。いわゆる社会的に悪とされていることは何ひとつしていない。きちんと働き、結婚して子供を作り、幸せに暮らしている。彼らのどこがいけないのかと。

しかし、同様に、彼らは人類の進化にも貢献してこなかった。一生懸命霊性の大切さを説いて歩き回っている人をあざ笑い、平和のために働いている人に協力もせず、すべてにおいて無関心できた。自分の生活のことだけを考えてきた。

おかしなことに気づいていた人たちはたくさんいて、彼らは様々な書物などを通してその事実を伝えようとしてきた。しかし、君の言う”善人”は、それに耳を傾けただろうか?

あなたがたは、世の中とは誰か悪い連中がいて、彼らがすべての悪を行っていると思っているかもしれないが、実は、すべてはほとんどの人間の意識や態度によって決まってくる。あなたがた一人ひとりの選択が、世の中の方向性を決定するのだ。どんなに悪い連中がいて、どんなに強力な力を持っていようとも、世界中の大多数の人間が、意識的に自分たちの行動に責任を持っていけば、彼らは何もできないのである。

無知であることも、また罪なのだ。彼らはただ社会にプログラムされた通りに生きてきて、物事に深く疑問を抱き、探求するということをしてこなかった。そして、その結果、大きな悪を作り上げることに、加担してしまったのだ。

自分の蒔いた種は、自分に跳ね返ってくる。今まで長い転生の中で、自分にふさわしい波動を築き上げてきた。宇宙の法則とは、磁石のようなものだ。同じ波動のものは引きつけ合う。それぞれが持っている波動に相当する世界があるのだ。

進化に必要な鍵は、先ほどから何度も言っているように、愛と慈悲の心なのだ。



伯宮幸明 著/講談社



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2008.03.19 Wed l 読書 l COM(1) TB(0) l top ▲

コメント

No title
成る程確かにそうですね。
2008.03.28 Fri l まろんぱん. URL l 編集

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