スポンサーサイト

--/--/-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カリール・ジブラン

2008/08/12 Tue


皇室に嫁がれた美智子様がストレスで声が出なくなるほど悩み、苦しまれたときに繰り返し、繰り返し読まれたのが、詩人カリール・ジブランの『預言者』という本でした。
この本には、下記の詩以外にも、「子供について」「喜びと悲しみについて」「苦しみについて」などいくつものいい詩があります。


         
愛について

                       

愛があなたをさし招いたなら、愛に従いなさい。

たとえ、その道がどんなに厳しく険しくても。

愛の翼があなたがたを包んだなら、愛に身をゆだねなさい。

たとえ、その翼に潜む刃が、あなたを傷つけても。

愛があなたに語りかけたら、愛を信じなさい。

たとえその声が庭を荒らす北風のように、あなたの夢を打ち砕いても。

なぜなら、愛は、あなたに栄冠を与えると同様に、あなたを十字架につけるのです。

愛は、あなたを育て、また刈り込みます。

愛は、あなたの梢にのぼって、陽射しに揺れる小枝を愛撫し、また、たちまち足元にくだって、土におろした根を揺るがすのです。

愛はあなたを、麦の束のように刈り取り、あなたを打って、裸にし、ふるって殻を取り、ひいて、白く粉にし、練ってしなやかにする。

愛はこれだけのことを、あなたのうちに、あなたのためにするのです。

あなたが自分の心の奥の謎をさとり、このさとりのうちに生命のひとひらとなるために。

しかし、それを恐れ、愛のやすらぎと楽しみだけを求めるのなら、むしろあなたの裸を覆い、この愛の麦うち場を避けて、あの季節のない世界へと行くが良い。

そこでは、笑っても心底から笑えず、泣いても流れるのは本当の涙ではない。

愛は愛自身のほか何も与えることなく、愛自らしか受けることがない。

愛は所有せず、また所有させない。

愛には愛だけでじゅうぶんなのだから。

愛こそがあなたの歩みを導く。もしあなたにその価値があると見れば。




           結婚について
                                  
あなたがた二人は一緒に生まれた。それで、いつまでも一緒なのです。

共に過ごした月日を 死の白い翼が散らしても、あなたがたは一緒なのです。

しかし、それほど一緒の二人の間にも、自由な空間を置きなさい。

そして、そこに、天からの風をそよがせなさい。

愛し合っていなさい。しかし、愛が足かせにならないように。

むしろ二人の魂の岸辺と岸辺の間に、動く海があるように。

お互いの杯を満たしあいなさい。しかし、同じひとつの杯からは飲まないように。

お互いにパンを分けあいなさい。しかし、同じかたまりを食べないように。

一緒に歌い、一緒に踊り、共に楽しみなさい。

しかし、お互いに相手をひとりにさせなさい。ちょうど、リュートの弦がそれぞれでも、同じ楽の音を奏でるように。

お互いに心を与え合いなさい。しかしあずけきってしまわないように。

なぜなら、心というものは、あの生命の手だけがつかむもの。

一緒にたっていなさい。しかし、近づき過ぎないように。

なぜなら、神殿の柱はそれぞれ離れて立ち、樫の木と杉の木は、

お互いの陰には育たないのですから。


                     カリール・ジブラン






ご支援よろしく m(_^_)m
にほんブログ村 哲学ブログ スピリチュアル・精神世界へ





スポンサーサイト

コメント

Secret

プロフィール

さんかるぱ

Author:さんかるぱ
アメリカ在住13年。後、大阪に居を構え広い意味での「癒し」に関わる。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。