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スターウォーズ エピソード3~ハリウッド的勧善懲悪の変遷

2009/02/23 Mon


SW3 SW3-2


日本では1978年に封切された「スターウォーズ」(以後SWと表記)から、27年を経て公開されました。
最終作ということで、全ての欠けていたリンクが繋がる作品です。

-といっても“What”は無く、“Why” と“How”が残っていただけ。

皮肉な言い方をすると、どのように辻褄を合わせてくれるのか、という期待で待たれていた映画といえるでしょう。
最大の焦点はアナキン・スカイウォーカーが暗黒面に堕ち、ダースヴェイダーとなる、その心的、外的なプロセスにあったという事に尽きます。

しかしエピソード3で、そのプロセスが(それなりに)入念に描かれる為、「悪の枢軸」として変貌するアナキンに感情移入をしてしまいます。
その結果、SW6部作は暗黒のヒーローであるダースヴェイダー(=アナキン)の物語として大団円・・・ということになってしまったようです。


初作からの年月が経つ内に、アメリカ合衆国という「帝国」の実体が、「悪の枢軸」としてカミングアウトしています。
歴史的に、「悪役」に肩入れするようなハリウッド的大作映画というのは極めて特異です。
実際、この映画が「帝国」の野望を正当化しているとか、政治に絡めた批評も多いと聴いています。
確かに最初は「善」の代表ルーク達の物語だったはずなのに、と思う向きは多いようです。


ジョージ・ルーカスが比較神話学者ジョーゼフ・キャンベル(1904~87)の著作、特に『千の顔をもつ英雄』を参考にSWの脚本を書いたことは有名です。

英雄は「出立」「イニシエーション(試練)」「帰還」の3つの段階を経るという、キャンベルの提唱する「英雄の冒険のサイクル」に、ルーク・スカイウォーカーの冒険を描いた『エピソード4』~『6』は、忠実に従いました。

神話は「生きることへの精神的なフレームワークを与える」というキャンベルの思想に、ルーカスは強くインスパイアされていました。(ここでの『神話』とはユングの言う『元型』とリンクしています)

映画は完全な娯楽と割りきって作るのも観るのもOKです。
しかし、期せずして「時代」にシンクロしてしまうことも確かにある-この大河ドラマを観終わって改めて感じました。

しかしご心配なく。
ドラマが終わっても『神話』が終わる事は決してありませんから…


оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・оΟ゜оΟ゜Ο。.・оΟ゜Ο。.・


上の日記は、連日7~800ものスパムを受け続けた後、閉鎖したブログのアーカイヴからです。
4年の時が経過して、昨夜TVでこの作品を斜めに観ていました。

何だか闇も光も紙一重~というか、
嘗て「悪」と見なしていたものさえ、愛おしく感じている、現在の自分の立ち位置を思いました。


As Time Goes By…



ありがとうございます








愛のワンクリックよろしく<(_ _)>









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さんかるぱ

Author:さんかるぱ
アメリカ在住13年。後、大阪に居を構え広い意味での「癒し」に関わる。

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